海外旅行先でも、スマートフォンでネットが使えると便利ですよね。Google mapやLINE、翻訳アプリなど自由に使えます。
海外旅行先で使うのであればレンタルWifiルータを利用するか、旅行先のSIMカードを入手するか、大きく2通りの方法があります。
2019年現在、どちらの方法が良いか、私の経験で解説します。
SIMカードが圧倒的におすすめ!
私の経験上、レンタルWifiルーターよりもSIMカードの方が圧倒的におすすめです。
数年前はレンタルWifiルータしか選択肢がありませんでしたが、これから旅行するならSIMカードを選ぶべきです。
以下で詳しくメリット、デメリットを説明しています。
SIMカードのメリット・デメリット
メリット
面倒な手続き・順番待ちが不要
SIMカードの場合は面倒な手続きや順番待ちが不要です。
事前にAmazonなどでSIMカードを購入しておき、機内でSIMカードを交換しておけば現地に着くと同時に使えます。
SIMカードは現地の空港や市内でも購入できます。現地で購入する場合は、店頭に持ち込むだけで差し替えなどは勝手にやってくれます。
SIMカードは使い捨てなので返却は不要です。帰国したら日本のSIMカードに差し替えるだけでOKです。
レンタルWifiルータの場合は、空港の貸し出しカウンターに並んで受け取り(連休期間は長蛇の列です)、帰国したら返却カウンターを探して返却、もしくは宅配便に出して返却など手間が多いですね。
ルータを持ち運ばなくてよい
当たり前ですが、SIMカードを使う場合はルータが不要です。
海外用のレンタルWifiルータって結構大きくて重いんですよね。観光の際などは小さなカバンで行動する人が多いと思いますが、確実にカバンの容量を食います。
SIMカードであればスマートフォンだけあればいいので、簡単です。
レンタルWifiルータを毎日充電する手間もありません。
通話ができる
多くのSIMカードは、無料通話枠が15分程度付いています。
旅行先で電話する機会って意外と多いですよ。
「ツアーの集合場所が分からない!」なんて時、さっと通話ができます。
警察や救急など、緊急の連絡もでき安心ですね。
データ専用のSIMの場合、通話はできないのでご注意ください。
SMSの認証ができる
UverやGrabなど、海外では配車アプリを使うととても快適に旅行できます。
いざ現地で使おうとしても、SMSの認証が必要なことがほとんどです。
SIMカードはSMSが使えることがほとんどですので、旅行先のアプリを使うことができます。
レンタルWifiルータだとSMSが受信できませんので、配車アプリが使えません(予め国内で登録を済ませておけば別ですが)。
※SMS 電話番号でメッセージをやりとりする機能のこと
安い
レンタルWifiルータと比較して、SIMカードの方が安いです。
例えばアジアを5日旅行する場合、SIMカードであれば1500円以下で済みます。レンタルWifiルータはもっと高いです。
というのも、レンタルWifiルータの場合、毎日300~500円程度の保証オプションを支払うことになることが多いのです。オプションは省くこともできますが、万一水没させたり無くしたりしたらルータ代が発生します。
デメリット
複数人で使用できない
SIMカードの場合、ネットを使えるのは基本的にSIMカードを差した本人だけです。
レンタルWifiルータであれば複数人でシェアできますので、これはデメリットですね。
とはいえ、レンタルWifiルータを持っている人から離れてしまうとネットができませんから、例えばはぐれてしまった時などに大変困ります。全員が現地のSIMカードを差していた方が安心ですね。
レンタルWifiルーターのメリット・デメリット
レンタルWifiルーターはおすすめではありませんが、場合によってはメリットもあります。
メリット
複数人で旅行する際は、レンタルWifiルータが一つあればみんなでシェアできます。
これはレンタルWifiルータの数少ないメリットです。
ただし、レンタルWifiルータを持っている人から離れれば当然ネットが使えません。
もし旅行先ではぐれてしまったら、連絡手段が途絶えて大変危険です。
デメリット
レンタルや返却で行列する
レンタルWifiルータは空港で借りられますが、特に連休期間は行列です。
返却も空港/自宅で行う必要があり、手間が多いです。
通話ができない
レンタルWifiルータでは基本的に通話ができません。
警察や救急の連絡、ホテルやツアー会社への連絡など、旅行先でいざ電話する必要が出たとき間違いなく困ります。
SMS認証も受けられない
通話ができないので、電話番号でメッセージを送るSMSが使えません。
UverやGrabなどの配車アプリのほとんどはSMSで認証しないと使えません。
国内で予めアプリを使える状態にしておけば問題ありませんが、し忘れた際はどうしようもありません。
コメント