【年末年始】サラリーマンのバリ島旅行記

海外旅行

サラリーマンが海外に行けるチャンスって、5月のゴールデンウィークか、8月のお盆休みか、1月の年末年始くらいですよね。
サラリーマンながら、毎回海外に出かけている私ですが、2019年の年末年始はインドネシアのバリ島に行っていました。
サラリーマン二人の旅の記録を紹介します。

旅行記

12月31日 大晦日に4時起きで関空へ!

頻繁に海外に行っているとはいえ、所詮しがないサラリーマン。年末年始に直行便でいい時間帯の航空券は高くて手が出ません。少しでも安い便をと選んだのは大晦日の12月31日、朝8時発の香港航空。

なんと当日は4時起き!眠すぎる!起きたときはまさか現地のホテルに着くのが24時になるとは思いもよりませんでした。
前日の忘年会を1次会で早々に切り上げましたが、就寝したのは結局11時ごろ。完全に寝不足です。

眠くてまともに動かない体を奮い立たせて、電車に乗り梅田へ移動。高速バスで関空まで。年末ということもあり、関空行のバスはかなり混雑し大行列でした。
幸い来ていたバスの補助席が空いており、行列を尻目にバスへ乗車します。

ラッキーと思ったのもつかの間、バスが出発してすぐ、隣の外国人が食事を始めました。
パンやおにぎりならまだよかったのですが、食べ始めたのはまさかのチャーハン。
朝の5時からこんな重たいもの食べられるってすごい!
匂いがきつく、かなり気分を悪くしてしまいました。先が思いやられます。

関空着、無事離陸

大晦日ですが特に渋滞などなく、予定通り1時間強で関空に着きました。
まだ朝の6時過ぎです。早すぎ・・・!
当時はまだあり、早朝から開いていたなか卯で朝食を食べました。この時間にあいているレストランは少なく、なか卯も満席状態です。

7時頃になりダイソーやスリコも開店したので物色。連れはマンハッタンポーテージに激似の300円バッグと、300円首枕を購入。この300円バッグは連れに気に入られたらしく、帰国後もちょくちょくみかけました。めっちゃ愛用するやんー。

早朝ということもあり、保安検査場もそこまで混んではいませんでした。
保安検査場通過後のラウンジ(金剛。ゴールドのクレジットカードがあればだいたいは居れる)で軽く休憩した後、すぐ飛行機に乗り込みます。

関空から香港へ 乗り継ぎ

無事に離陸しました。まずは経由地の香港へ向かいます。香港は日本とバリを結ぶ直線状にあります。フライト時間は約3時間30分。結構長めですね。
直行便ならバリまで6時間くらいで着くんですが、安いので我慢です。
一応フルサービスキャリアなので席間も広く、映画の見られるモニターもついていますし、機内食も食べられます。

香港空港到着 4時間待ちぼうけ

体感的には意外と早く、香港空港に到着しました。ちょうど12時くらいに到着です。
香港って小さい島なのですが、空港は想像以上に巨大でした。ターミナルからトラムみたいなものに乗車し、人気のあるメインっぽい建物へ移動します。天井が高く、めちゃくちゃ広いです。
お茶使用にも、スターバックスを探すのにも一苦労です。
コーヒーの値段も日本より高くびっくり。ドリップコーヒーのトールで500円くらいでした。我慢して飲みます。

次のフライトは16時なので、昼食を食べにレストランへ。このレストランが建物の端にあり、移動するのに一苦労です。何度も歩く歩道を乗り継ぎやっと到着。カオマンガイ的なチキンライスを注文しましたが、予想以上に美味しく満足です。1000円程度とちょっと高いですけどね。
連れはバーガーキングを食べていました。いや、色々とご当地のレストランあるのにバーキンかい!

香港を立ち、いざバリへ

16時、再び飛行機に乗り込みます。バリ着は21時、約5時間のフライトです。
もう、暇。とくにかく暇でした。
暇つぶしに文庫本を持ってきてはいましたが、なんだか読む気も起きず。映画もあまりそそるものが無く。電波の無いスマホを開いて、なんとなく写真の整理などをして過ごしました。

バリ到着!中々市内に行けない

予定通り、夜の21時にバリ島に到着しました。到着口には客引きがギッシリ!壮観です。
早速、市内へ移動するタクシーを探しますが、ここでかなりトラブルが。

元々調べていた情報によると、空港で客引きしているタクシーは値段が高く危険とのこと。
安全なBlue bird グループのタクシーは、空港内に入れず、唯一到着口でお客を降ろした瞬間だけ拾えるとのこと。
実際に到着口に行くも、Blue birdに似せたタクシーが多く、中々見つけられない。
かなり正規のBlue birdタクシーっぽいのを見つけても、ロゴの鳥が左右逆だったため偽物と判断。後でわかったのですが、正規のBlue birdもロゴの鳥の向きは色々とバリエーションがあるらしいです。ロゴなんだから統一してほしかった・・・!
事前にBlue birdのアプリはインストールしていたのですが、SMSの認証を済ませていなかったため、空港のWifiを使っても呼ぶことができず。
空港内にタクシーカウンターがいくつかありましたが、どれも相場の10倍くらいととても乗る気にはなれず。SIMを購入する手もありましたが、これも割高だったため中々手が出ず。

結局客引きに声をかけ連れて行ってもらうことに。価格は交渉して2000kルピア。だいたい1500円くらいです。
それでも相場より高かったのですが、しぶしぶ承諾。男二人とは言え変な所に連れていかれるのが怖かったので、「Are you safe?」など質問をぶつけると、こっそりBlue birdの社員証を見せてくれました。大晦日で仕事は休み、小遣い稼ぎに来ていたようです。

しばらくGPSで確認していましたが、真っすぐ市内へ向かっています。一安心しました。連れは爆睡です。市内に近づくにつれ渋滞がひどく中々前に進みません。ホテルがあるクタの中心地は規制で車が入れず、徒歩で向かうことに。

幸いオフラインの地図をダウンロードしていたので道は分かったのですが、無ければきっとたどり着けていませんでした。
ホテルまでは以外と遠く、40分程歩いた気がします。道ではそこら中で爆竹が鳴らされ、うんざりした覚えがあります。日本は真冬ですが、常夏のバリは30度近くあります。ウールのロングパンツや長袖のヒートテックを着ていた私は汗びっしょり。
やっとホテルに着いたときは既に11時でした。

バーでカウントダウン

無事チェックインでき部屋にたどり着きましたが、隣の建物から爆音のクラブミュージックが聞こえてきます。やっと安堵と思いきや、かなりうんざりです。
さっとシャワーを浴び、ホテルの前のバーに逃げ込みました。
オーストラリア人が好きそうなハードロックが流れるバーで、ビリヤード台と卓球台が置いてあります。インドネシアのビール、ビンタンを飲みながら卓球したりして過ごしました。ビンタンはスッキリで飲みやすいですね。

24時が近づくにつれ道の混雑は架橋です。ビーチまで徒歩5分くらいのホテルでしたが、地面が見えないくらいバイクがびっしり。ちょうど24時になるとビーチから花火が打ちあがりました。少し遠いですが、はっきり見えます。その後も30分くらい打ちあがっていました。

異国の花火にほっこりし、ゆっくり寝ようと部屋へ帰ります。薄々気づいてはいましたが、隣の建物の爆音は全く鳴りやんでいませんでした。うるさい気持ちよりも疲れが勝り(その日は4時起き!)、すぐ眠りにつきました。

2日目、1月1日

朝食とSIM入手

クタエリアはお店が密集しています。そこらじゅうレストランやマッサージだらけです。ホテルから出て1分程度歩いたレストランで朝食を食べます。オープンカフェ風でとても良い雰囲気。
スープカレー的なものをオーダーしましたが、とてもGood!フルーツジュースも最高に美味しく、そしてすごく安いです。

朝食を食べたらまた徒歩1分程度のSIMカード屋さんでSIMをゲット。1000円程度と、空港に比べかなりリーズナブルでした。現地でSIMを買うと、その場で店員さんが交換してくれるからいいですね。日本用のSIMを忘れないようにしましょう。そして、多くの人がはまるのがいざ日本に帰国してもSIMスロットを開く道具が無く、帰宅までスマホが使えないという事態。iPhoneであれば安全ピンでも開くので、ぜひカバンに付けるか、ホテルのソーイングセットを持って帰りましょう。

満を持してサーフィン、と思いきや

準備ができたので、早速サーフィンに行こうとするも、同行者が水着を持ってきていないことが判明!
現地で買うつもりだったそうですが、足止めを食らいちょっぴり残念です。
歩いて露天やショッピングモールに行き、ようやく気に入る水着とビーチサンダルが見つかりました。この時点で1時間半以上ロスしてます。Blue birdのアプリも使えるようにしておいたので、Blue birdタクシーで着替えをしにホテルに戻ります。かなり割安でいいですね。Blue bird。

ホテルからビーチへは徒歩3分程度。道中、オーストラリア人の2人組に話しかけらました。少しおしゃべりし、何故かFace bookの友達に。バリはオーストラリアから近いので、遊びに来る人も多いです。

クタビーチでサーフィン

いざビーチに着くと、そこら中にサーフィンの客引きが。適当に声をかけ、同行者のためレッスン付きで1500ルピーで板を借りました。プラスチックの超乗りやすいものもありますし、木製のものもあります。ワックスは適当、状態は決して良くはありませんね。

クタビーチは時期的にサーフィン向けではありませんが、日本では到底出会えない波が次から次へと来ていました。初心者の私には怖い波ばかりです。頭上を越す、2m近い波がたくさん来ます。これはみんながバリにサーフィンしに来るわけですね。
怖いながらもたっぷりサーフィンを楽しみました。

休憩していると、客引きの兄ちゃんが明日の予定を聞いてきます。頼んだら、車で観光させてくれるとのこと。路上にもたくさん観光デスクがありますから、一旦断りました。しばらく陸でのんびりしていたのですが、待てども待てども同行者が帰ってきません。不安に思い、ビーチを探すも全然見当たりません。血の気が引くのを感じながらビーチを5分近く歩いて、やっとサーフィン中の同行者を見つけました。かなり流されていたようですが、全然気づかなかったようです。

目が痛くなり、病院へ

その後も1時間ほどサーフィンしたのですが、何やら左目が痛くなってきました。引き上げてホテルで休憩しても収まりません。病院へ行こうと、ネットで検索したのですが、1月1日ということもありお目当てのところは空いていませんでした。日本人のスタッフがいる病院があったのですが。ホテルから1分程歩いたところに、診療所の様な施設があるので覗きます。
白衣を着た女性がソファに寝転んでいましたが、扉を開けると驚いて立ち上がり、英語で接客してくれました。
奥の部屋にお医者さんがいて、診察は70$程かかるよ、とのこと。クレジットカード付帯の保険で補償できるため、迷わず依頼します。3分ほどで部屋に呼ばれます。こちらでも英語でやりとり。慣れていませんが、なんとか診察できました。どうも、目が炎症を起しているとのこと。Inflammationと言われても、パッと意味が分からず、Google 翻訳でやっとわかりました。ネット環境があると強いですね。目薬を点眼すると翌日には痛みも引き、サーフィンできる状態になりました。
この手の診療所はクタエリアにいくつかあるようで、何気なく歩いても何点か見つけられました。

その後は1時間1200円程度で楽しめるマッサージを楽しみました。

3日目、バリを観光

3日目は近くのおしゃれなカフェでエッグベネディクトをしばきます。今日は観光をするつもりです。バリらしい棚田を見る予定でした。帰り際、路上の観光デスクで観光したいと伝えるも、年明け早々で無理だ、と断られます。歩いて1分くらいで別の観光デスクがありますので、お願いするとOKがもらえました。ウブドへ連れて行ってくれるとのこと。

30分くらいで準備ができるとのこと、英語のできるおじさんが来るまで連れて行ってくれました。ウブドはクタから離れており、ちょっぴり退屈です。同行者は爆睡していましたが、私はまだ信用できていないので、Google mapを見たりして半分監視していました。

時々休憩をはさみつつ、無事にウブドの棚田、ライステラスへ到着。写真を撮ったりして楽しみます。また車に乗り込み5分くらいで今度はコーヒー農園に連れて行ってくれました。入園は無料でした。
スタッフが園内を案内してくれます。園内にはあのジャコウネコが飼育されていました。ジャコウネコがコーヒー豆を食べ、世界一希少ともいわれるコピ・ルアクが誕生するわけですね。
園内にはオジギソウという、触れると葉がすぐさま萎む不思議な植物がたくさん生えていました。
園内のカフェに付き、コーヒーの飲み比べをさせてくれます。なんとこの飲み比べセットは無料とのこと。別途コピ・ルアクとアイスクリームを注文しましたが、かなり手ごろでした。

コーヒー農園を後にし、また車に揺られクタに戻ります。ケチャを見たいと伝えると、おじさんが翌日も案内してくれるとのことでした。かなり安い値段でしたが、観光デスクの人には内緒ねと言付けが。中間マージンが結構取られるみたいですねー。ちなみに、結局観光デスクの人にはばれちゃったみたいです。

夜はクタビーチ沿いのレストランでビュッフェを食べ、またしてもマッサージ三昧です。

4日目、バリ観光

今日も観光です。シュノーケルと、ケチャの鑑賞をしました。
ケチャはクタから遠く、かなり時間がかかります。公演も長め。好きな人以外は正直あまりおすすめしません。

5日目、帰国します

5日目は朝軽くサーフィンして、朝食を食べ、11時ごろホテルをチェックアウトします。
最後のマッサージを堪能し、いざタクシーで空港へ。
空港近くのお土産屋さんクラスターで買い物をし、チェックインです。

途中また上海で乗り換えです。3時間近く待ち時間があるため、ソファで寝ました。眠い・・・・。
翌朝無事関空に到着です。経由便は疲れますね。

実は今回上海経由でしたが、これがラッキーでした。香港経由だと当時(今も続いている)テロの影響で香港空港がストップしていたとのこと。空港で待ちぼうけをくらった方も多かったようです。

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