【サラリーマン向け】登記事項証明書の保管方法おすすめ

不動産を取得するともらえる登記事項証明書。山ほどある書類の中でも特に重要で、紛失や盗難が無いよう厳重に保管する必要があります。
とはいえ、個人で不動産投資をしているサラリーマンにとって、厳重に保管する場所と言われてもピンとこないのが実情かと思います。
登記事項証明書以外にも、マイナンバーカードもほんとはちゃんと保管しないといけないですよね。
今回は登記事項証明書の保管方法について検討します。

検討する前に・・・保管にかかる費用は経費計上できるかも?

金庫を購入するなり、貸金庫を利用するなり、ちゃんとした保管にはお金がかかります。
しかし、こういった費用は経費計上できる可能性があります。あなたの収支次第ですが、いくらか節税につながるかもしれません。仮に1万円の金庫を購入しても、経費計上できて40%の還付があれば実質6000円で購入できることになります。
実際に経費として認められるかはケースバイケース、認められない場合ももちろんありますが、計上できる可能性も含めて検討するといいかもしれません。

結論:手ごろな耐火ボックスがベスト

後ほど比較しますが、結論としては金庫の一種で耐火性に優れる「耐火ボックス」を購入し、そこに保管するのがいいかと思います。
しっかり鍵で保管ができますし、重厚感があって”アガリ”ます。
A4のクリアファイル毎保管できるサイズが普通に出回っていますので、簡単に収納できます。
本格的な金庫よりもコストが低く、場所も取りません。
丁度良さではこれが一番でしょう。

保管方法を徹底比較

もう結論は書いてしまいましたが、色々な保管方法を比較していきたいと思います。
手ごろな順から。

耐火バッグ

耐火性のある、ソフトタイプのバッグです。軽くてかさばらず、これ自体の保管場所に迷わないのがいいですね。私ならキングジムのファイルにでも挟んで、本棚に忍ばせたいなと思いました。
いざというときに掴んで持ち出しやすそうなのもいいですね。
価格も2000円台~と安価です。
ただし、あくまで書類バッグ。鍵など金庫的な機能はありません。
正直あまりかっこよくありません。せっかく購入した物件の資料を収めるにはふさわしくないかも。

手提げ金庫・キャッシュボックス

これも結構おすすめです。よく事務所などで見るアイテムですね。
鍵付き、A4ファイル毎収納可能、ある程度重厚感はあるが持ち運びも可、と良いとこ取りです。
内側にトレイが付いている商品がほとんどで、紙幣や硬貨も収納しやすいです。
差し込み式の鍵とダイヤル錠もついており、鍵の保管に悩まないのがいいですね。
金属製で重厚感があるため、金庫を購入したという実感が得られそうです。
耐火や防水性が無いのはマイナスポイント。
防水性は、接着剤のスーパーXやホットメルトで隙間を埋めればある程度気にならなくなりそう。
耐火性についても、内側に耐火バッグを入れてやればなんとか対策できそうです。
価格は5000円~1万円程度。Amazonでも購入できますが、実はホームセンターの方が安かったりします。

耐火ボックス

上記に耐火性・防水性を持たせた商品です。重量はかなり増えており、気軽に持ち運べる感じでは正直無いですね。
家を不在にして保管する場合のリスクって、空き巣、火事、浸水などがメインですよね。その重量と耐火性、防水性によりそれぞれのリスクに対応できるのがとってもいいです。
価格も6000円台~と比較的安価です。
だいたいの商品がA4ファイルごと入れられる設計かと思います。
デメリットとしては、耐火性のためほとんどがダイヤル錠が無いこと。
差し込み式鍵の保管場所を別途考える必要があり、煩わしいかもしれません。
こちらもAmazonで購入できますし、ホームセンターでも取り扱いがあります。

金庫

ここから少し敷居があがります。しっかりとした据え置き型の金庫も候補の一つ。
既にマイホームがあれば、購入してしまうのも手かと思います。
価格は安いものでも3万円台~。置き場所も検討する必要があります。
空き巣、火事、浸水など各種リスクをしっかりカバーできます。
ただ、大きすぎて中身がスカスカに・・・なんて可能性もありますね。

貸金庫

コストを気にしないのであれば、これがベストの選択でしょう。
銀行で貸金庫のサービスがあり、貴重品を保管可能です。
安くても年間1万円台~。
出し入れが面倒なのがデメリット。
時間に制限がありますし、カードや印鑑を持ち込む必要があります。
マイナンバーカードなど、たまに使いそうな貴重品を一緒に保管するのには向かないでしょう。

おわりに

登記事項証明書の保管方法について検討し記載しました。
金庫的なものがあると、やっぱり気分があがりますね。

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